私が音によるヒーリングに至った経緯をお話しします。
演奏会のホールには楽屋というものがありまして、着替えをしたり出番まで待機したりしているのですが、いつも不思議に感じていたことがあります。
それはその日の演目によって楽屋の雰囲気が違うことです。
同じバッハでもクリスマスオラトリオの日とロ短調ミサの日では違うのです。同じベートーベンでも運命の日と田園の日は雰囲気が違っているのです。はじめは曲の難しさや長さによるものと思っていましたが、どうやら違うようです。
調性による人の心への影響は意外と大きい事に気が付きました。
「これは」と思いそのエッセンス、つまりたった一つの音で試したところ、なかなかのパワーを感じ取ることができました。
これがきっかけになり音叉ヒーリング・療法を発案するに至ったのです。
体の中のハーモニーを整えるとその人自身が美しい響きを奏ではじめる、私はそう信じています。
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