第九

年末と言えば「第九」。ベートーベンの交響曲第9番 合唱付き ですね。明日は中央大学混声合唱団の第九の本番です。

人類史上最大にして最高の音楽芸術です。

我々プロでも演奏困難なこの曲を見事に歌いこなしていて素晴らしい!

 

そしてこの交響曲の3楽章がとてもとても美しいのです。

音が重なり 重なり 不協和から協和へ そして不協和へ しかし息苦しいものでなく心地よい不協和音。

全てのパートが一つの旋律として存在しつつ他のパートと寄り添い 離れ また寄り添い 大きなうねりを作りつつさらに他のうねりと合わさり 最後は静かに消えていく。

あの有名な大合唱だけが第九ではないのです。

それ以外のどの部分を取り出しても、繊細で力強く人の心を揺さぶる音の芸術なのです。

そしてそれは、その場に足を運ばなくては決して味わえない至高のヒーリングなのです。CDやテレビで聴いても、それは、ただの音でしかないのです。

是非本物の音の芸術を体験しにお出かけください。

私たち音楽家が、ベートーベンが人類に残した最高の遺産を最大の技術をもって再現し、皆様にお届けします。

 

ちなみにあるチャネラーによると、宇宙に住む知的生命体(異次元に移行した地球人とも言われていますが)の皆さんも第九がお好きだそうです。